ユベントス、多方向からの攻撃参加で相手に守備の的を絞らせない

ピルロ、テベスの穴を戦術を変革され対応

アッレグリ監督がユベントスを率いて3シーズン目、セリエAリーグ4連覇を目指す2015-16シーズンは波乱れの幕開けとなっていました。

イタリア代表のMFピルロ、チリ代表MFビダル、アルゼンチン代表MFテベスという3人のビッグネームが移籍しました。若きアルゼンチン代表FWディバラなど新メンバーを加えたものの、ホームの開幕戦でウディネーゼに0-1と破れる苦しいスタートとなっていました。

経験豊富なGKブッフォンを中心とした守備は、開幕時から大崩れこそしなかったですが、攻撃に足を引っ張られる形で、1つひとつの失点がお重くのしかかることとなっていました。

プレイメーカーのピルロがいなくなった中盤は、ピルドアップがなかなか安定せず、天才的なMFとして期待されるフランス代表MFのポグバも創造的なプレイを発揮できません。

第6節のナポリ戦でリーグ3敗目を喫すると、アッレグリは厳しい批判にさらされたが、従来の主力と新戦力が融合し、特に中盤が安定するとチームも上昇気流に乗っていました。

また、ディバラが第7節ボローニャ戦の決勝ゴールを機に、テベスを思い起こさせるアタッカーとしての非凡な能力を開花させたこともいい気な推進力となっていました。

3-1-4-2をメインシステムとするユベントスは、3バックと中盤による重厚なビルドアップと、幅広いチャンスメイクを基調としながら、機を見たカウンターで相手の隙を突く、セリエAの王者らしいしたたかな戦い方で、着実に勝ち点を積み重ねることができます。2014-15シーズンまではアンカーにピルロがいたため、ほとんどの攻撃は彼の拡大な視野と創造性によってチャンスに結びついていました。

開幕当時は代役不在であるピルロの移籍が、そのまま戦術的な機能不全を引き起こしていましたが、中盤ではシンプルに素早くボールをつなぎ、FWのボストプレイやサイドを起点とするスタイルに移行するとチャンスの数も増大し、同時に中途半端なボールコントロールが減少しました。

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