良い形でボールを奪えばカウンターも繰り出す

もう一つ、2015-16シーズンのユベントスに見られる特徴が、ウィングバックの上下働は戦術的な生命線ですが、左右のウィングバックが中央に流れるプレイが多いです。

サイドアタッカーのコロンビア代表MFクアドラードを右のウィングバックでスイス代表DFリヒトシュタイナーと競わせているのが特徴的です。

左のレギュラーであるエヴラも、ライン際のオーバーラップだけでなく、中央のバイタルエルアまで切れ込んで、ミドルシュートやラストパスを狙う意識が強く感じられます。

特に左のインサイドハーフを担うフランス代表MFのポグバはワイドな位置でボールを持つ傾向が強い。

ホールキープに優れる若きテクニシャンには、相手の厳しいマークがつくため、逆に中寄りにスペースが生じやすい。右のインサイドハーフはパドインにしてもケディラにしても、ポグバほどゴールを持って勝負をしないが、2トップが縦の関係になることが多いため、ゴール前のファーサイドが空きやすい。そのため右ウィングバックの選手は斜めに走り込んで、キドルシュートやショートロスに持ち込める場面が目立っているのです。

2014-15シーズンまではよくも悪くも司令塔のピルロが攻撃の全権を握り、大半のチャンスは彼のパスからもたらされたましたが、現在はマルキジオのシンプルなボールさばきを軸として、周囲の動きが攻撃のバリエーションと厚みを生み出しています。

ビダルの穴はドイル代表のMFケディラが、テベスの穴は成長著しいディバラが。細かい動きこそ違うものの、役割上は穴を埋めることができています。

しかし、ピルロに関してはそのまま代役となれる選手がいない。底をマルキジオが異なる持ち味で補い、まわりの選手と協力することで新しいユベントスのスタイルを実現しているのです。

ワイドな展開からバリエーションの豊富な攻撃を繰り出すことで相手ディフェンスを困らせているユベントスですが、良い形でボールを奪えば、効果的なカウンターも繰り出します。

その急先鋒となるのがディバラで、攻撃に切り替わった瞬間に相手陣内のスペースに動き出し、味方からの速い縦パスを引き出します。

その時点で相棒のマンジュキッチやモラタは、相手センターバックのマークを背負っているが、ディバラのドリブルにイエッシュ、あるいはディバラや2列目から飛び出すケディラにリターンパスを通します。

カウンターからの速攻は3~4人で完結しますが、ディバラの高い推進力と技術を頼りに周囲の選手が連動することで、鋭さと迫力を高めます。

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